2012年12月22日土曜日

ロンドンのクリスマス

去年に引き続き、クリスマス前にロンドンに遊びにいきました。
街中がきれいにデコレーションされていてすてきでした。
今回はなんと、トラファルガー広場でサンタの大群に遭遇しました。
彼らに聞いてみたところ、年末のチャリティーイベントの一環だったそうです。
それにしても、クリスマスはイギリスで一番忙しい時期です。
今日もレクサムで買い物に行ったのですが、メインストリートはいつもの2倍以上の人でにぎわっていました。











僕もクリスマスには友達とディナーに行く予定なので楽しみです。

2012年12月2日日曜日

今回の経験から学んだこと

遅くなりましたが予告した通り今後の展望と今回の受験の狙いを説明したいと思います。

まずイギリスの通常教育システムでは、日本で言う中等教育にあたるGCSE(2年間)での成績をもとに、まずそもそも大学進学を目指すのかどうか判断することになります。

したがって、イギリスの学期は9月始まりなので、高等教育にあたるGCE-A levelでは一年目のASでの試験結果+GCSEで大学の合否が決まることになります。

僕の場合、この願書審査における大きなウェイトをしめるGCSEを取得していなかったことと、GCSEを取得せずにいきなりA-levelを勉強するのはイギリス人でも難しいという要因から、当初は先生方に今年の出願を見送ることを提案されました。

しかしながらどっちにしろ2回(ASとA2)出願できるなら経験も含めてどんどん挑戦していった方がいいと思い、今回あえて出願することにしたのです。


よって今回の合否は僕にとってダメージを与えるものというというよりは、それぞれの志望校の難易度を量るメジャーだったということです。

今の時点で既に出願した5校のうち3校の結果が分かっていますが、最終的に重要なのは来年6月の最終試験の結果で、それ次第でAdjustment(予想上に成績が良かった場合の再出願システム)や今回出願した大学への正式合格、もしくは駄目だった大学も含めてのpost A level出願となるのです。

日本の教育システムとはだいぶ違うため説明が難しいですが、基本的にイギリスの大学受験に浪人はありません。一年目と二年目に大学出願するチャンスがあり、僕の場合は一回目の出願を済ませた形になります。

ちなみに前回ケンブリッジに落ちたと書きましたが、その出願要件であるAAAをとれる生徒はイギリス人でも3%です。ぼくは一年でAACを取ったので、二年目では負けないよう頑張ろうと思います。

以上長くなりましたが、大学受験の状況説明でした。

2012年11月19日月曜日

無題

今から重大なことをお伝えします。
まさかこんなにも早く分かってしまうとは…

単刀直入に言うとケンブリッジは駄目でした。
それはおそらく成績が十分でなかったことに原因があると思います
確かに毎年およそ4人の日本人がケンブリッジに合格していますが、その人たちは高校卒業してからさらにファウンデーションコースをとり、実質的に+2年近くをかけて準備しています。(もしくはインターナショナルスクールか)

冷静に分析しても渡英して1年で出した結果では足りないものがあまりにも多かったということです。
いずれにせよこの受験がいい経験となったのは間違い余りません。世界の頂点に君臨する大学は今となってはあまりにも遠く感じられます。

でも学校と先生方、そして先輩には本当に感謝したいと思います。先生方も本当は成績が足りないと分かっていたのに、無理に僕の熱意を買って、推薦書まで書いてくださいました。基町高校の先生方もわずかな希望にかけて忙しい中すばらしい推薦書を用意してくださいました。本当にありがとうございます。

今僕に出来ることは、二つあります。このままA-levelで頑張って現在アプライしている4つの大学(うち2校は合格確定)のどれかに進学するか、半年待って日本の大学を受験するか。一応いろんな結果を予想していたのですが、いざ直面してみると厳しいですね。

もはや悔しいとか、悲しいとかではなく感情がわき上がってきません。期待してくださった方々には本当に申し訳なく思います。しばらく考えさせてください。
でもなぜかあんまり失望していないので、大丈夫です。
また考えがはっきりしたら何か書こうと思います。






2012年11月8日木曜日

ロンドンでのハーフターム

今回のハーフタームはロンドンで自分が出願したロンドン大学クィーン・メアリー校、SOAS(アジア・アフリカ研究学院)、LSEのキャンパスを見に行ったのと、いつもお世話になっている日本人のご家族と一緒にハムステッドでハロウィーンを楽しんできました。
今は本当に忙しく詳しい説明は出来ないのですが、ハロウィーンでトリック・or・トリートをして回った場所はロンドンおなかでもお金持ちが多い地区で中にはハロウィーンのためだけにセットを建ててモンスター役の俳優たちまで雇っているセレブもいました。
さらに今回は自分たちでジャック・オー・ランタンを作ることが出来てそれもいい経験になりました。
ロンドンから帰ってきた後は友達と一緒にガイ・フォークスの花火を見に行ってそれもイギリスでは初めての体験だったのでなかなか面白かったです。でもとても寒くて雨も降っていたので来年はきちんと天気予報を確認しなくては行けないと思いました。






















2012年10月27日土曜日

コンディショナルオファーとIELTSの結果

みなさんお待たせしました!
長らくブログを更新していませんでしたが、満を持して今回朗報をお伝えします。
10月15日に出願したUCAS(イギリスの大学出願システム)から連絡が相次いであり、なんとロンドン大学クィーン・メアリー校とシェフィールド大学の政治、国際関係学部からコンディショナル・オファー(合格内定)をいただきました。
通達が来たのは10月23日だったのでほぼ一週間でオファーをもらったことになります。これにはイェールの先生方も驚き、こんなに早くオファーをもらうのはそうないとおっしゃっていました。(実際僕は一般学生として一番でした)
クィーンメアリーは、あのダヴィンチ・コードの主人公ラングドン教授の出身校と設定されていて、実際に社会科学の分野が非常に優れている大学です。また、もともと医学校だったという経緯もあり、映画化もされたエレファントマンの遺体を保管していることでも知られています。
シェフィールド大学はイギリス国内の学部別ランキングで政治分野で第二位を獲得しており、政治学に特に強い名門校です。さらにノーベル賞5人、CEO輩出率国内3位などすばらしい実績を持った大学です。世界ランキングは60位程度ですが、総合順位ではLSEよりも高い位置にいます。
さてコンディショナル・オファーとは何ぞやと思う人もいるかもしれないのでその仕組みを説明したいと思います。コンディショナル・オファーはその名の通りコンディション(合格条件)を大学側が提示してくることで、例えばシェフィールドの国際関係学部は合格条件がAレベルでAAAですが僕に提示された条件はAABとIELTSで総合スコアが6.0以上というものでした。コンディションは時にはこのように下がられる場合もありますが逆に競争率が高いとより高い成績を要求されることもあります。
さらに僕のような留学生の場合はIELTS(イギリスの英語能力テスト)を受ける必要があり、大体の大学はオーバーオールで6.0-7.0を要求するのですが、今回無事にその基準を突破しオーバーオールで7.0を取ることが出来ました。それぞれのコンポーネントでみるとリスニング=7.0、リーディング=8.0、ライティング=7.0、スピーキング=6.5という上々の結果でした。これで今もらっている大学からの英語コンディションを満たすことが出来ました。
これからほかの大学の結果も出てくると思いますが、やるべきことは全部やったので楽しみに待ちたいと思います。

2012年10月4日木曜日

オックスブリッジの面接ワークショップ

これほど、知的好奇心が刺激された経験は今まであったでしょうか!
きょう、Yale collegeで現役のケンブリッジ、オックスフォードの学生たちが主催するワークショップが開催されました。このワークショップは、特に大学進学率が低いウエールズの優秀な生徒たちの為に学生が企画してくれたものです。ではなぜとくに面接にこだわるかというと、オックスブリッジの面接は受験者の知的なポテンシャルと、常識にとらわれない鋭い思考能力を試すため、非常に難しい問いが多いからです。
このワークショップでは実際に出願する学部に基づいてグループを作り,(僕の場合は社会科学)過去に出題された問題を皆で討論するというものでした。
例えば"Why are rich countries rich, poor countries poor?"(なぜ富める国は富みで、貧しい国は貧しいのか)という問いを皆で話し合ったのですが、本当に深い議論が出来ました。最初に発言したときは資本主義の台頭による搾取について話そうと思ったのですがうまくしゃべれなくて駄目でした。でも二回目にチャンスをもらったときは、みんなが当たり前の経済理論を展開していたので、誰がその貧富の尺度を決めたのか問いかけました。さらに僕は自分が生物多様性会議で、マレーシアの奥地の村で現地の人が言っていたことを紹介しました。「自分たちは大都会に魚を売りにいくことがあるが、洗濯機やエアコンはいらない。なぜなら私たちの価値観では我々は十分豊かだから。」
この討論は歴史を専攻しているケンブリッジの学生によって司会進行されていたのですが、僕の意見に注目してくれて、何回も引用してくれました。
それはともかくとして、やはりオックスブリッジの学生たちは別格でした。圧倒的な知識量と柔軟な思考能力、そしてそれらを人を惹き付けながら表現する能力。どれをとっても超一流でした。でも逆に言えば、ケンブリッジにいきことが出来れば、こうした輝かしい学生たちと毎日肩を並べて学ぶことが出来る訳です。おそらくそれは一生の財産になるだろうと今日の学生たちを観ていて確信しました。
僕は既に5校に出願した訳ですが、どうも最近ケンブリッジのことしか眼中にないというか、それしかイメージがわきません。学生に聞いたところ、僕のような特殊なバックグラウンドの生徒はいち早く面接のオファーがもらえる(大体90%くらい)そうなので、それに期待したいです。むろん期待のし過ぎは、そう出なかったときのショックが大きすぎますが。いずれにせよ日本の高校からの推薦書も届き、必要なものはすべてそろいました。
今日の体験を刺激にして、今後も万全の準備をしていこうと思います。

2012年9月30日日曜日

18才になりました

9月29日についに18回目の誕生日を迎えました。
18歳はヨーロッパでは大きな意味を持ちます。例えば、選挙権は18歳からですし、飲酒喫煙なども同様です。国によっては国政に立候補することも出来ます。
そんなわけで僕はある意味イギリスの大人社会の一員となったので仲のいい友人たちに日本食レストランでお祝いしてもらいました。
日本食と言っても日本人がつくっている訳ではないのですが、てんぷらや寿司、鉄板焼きなどたいそう豪華な内容でした。しばらくは日本食を食べなくてもいいかなという感じです。
さて前回書いたのですが、9月26日はケンブリッジの出願締め切りでした。なんとかパーソナルステートメントを完成させることができ、無事UCAS(イギリスの大学出願システム)に提出しました。
イギリスでは願書を出すとき、学校からのリファレンス(推薦書)が必要なのですが僕は日本の高校を卒業せずにYale collegeに入学したので日本の高校にも推薦書を書いていただきました。在校生でもないのに迅速に対応していただき、本当に助かりました。
再来週にはIELTSなどの試験もあるのでこれからも気を抜かずに頑張ります。

2012年9月16日日曜日

迫ってきた出願締め切り

いよいよオックスブリッジの出願が迫ってきました!(9月26日)
自信がない部分もあるのですが先生方に話を聞いたところとにかく受けてみないとわからないから挑戦してみなさいと言われました。ある先生は「もし今自分が教えている生徒で誰かケンブリッジにふさわしい生徒がいるかと言われたら、タイジュ、あなただわ。」といってくださいました。僕が何よりも恵まれているのは、いつも周りに僕の事を信じて応援してくれる人々がいるという事です。今僕はパーソナルステートメントを書いているのですが、多くの先生方が目を通してくださり、自分の積み上げてきた物がすべて盛り込まれたものが出来つつあります(感謝)。
とにかく今の僕たちの目標はなんとかインタビュー(面接)までこぎつけることで、オファーがもらえるように最大限の努力をしています!おそらく日本人でもいきなり高校から留学してオックスブリッジに出願したケースはないと思います。つまり僕が少しでも可能性の幅を広げる事によって、いまオックスブリッジで勉強したいと思っている高校生や中学生を勇気づけることが出来るのです。いろんな意味で勝負がかかっているので、悔いのないように全力で出来ることに取り組んでいきたいです。

2012年9月2日日曜日

イギリスに帰ってきました

しばらくブログをお休みしていましたが、イギリスに戻ってきたので再開したいと思います。
まずはじめに夏休み中に日本でお世話になった方々及びに、先日の留学報告会に足を運んだ皆様に感謝したいと思います。ありがとうございました。
さてそこで僕がブログをアップしていなかった空白の40日間が気になる方もいると思いますので、僕の夏休みの経験を軽く報告しておきたいと思います。
まず始めに関西国際空港に降り立った僕は、祖母と母とともに京都を訪れ、鞍馬山や貴船神社などすこしディープなスポットに足を運びました。中でも貴船川の川床料理は本当にすばらしく、日本の文化の優雅さ、繊細さはやはり世界一だと思いました。
その後はふるさと広島に帰郷し、自分が在籍していた基町高校や、尾道の友人たちを訪れひとときの思い出に耽りました。
その直後になんと弟の誕生日プレゼントで中国旅行へ行く事となり、天津、北京など発展めまぐるしいチャイナパワーを感じてきました。中国第三、第四の都市と呼ばれている場所でも、大阪などより遥かに規模が大きく(例えば北京市の面積は四国と同じくらい)、間違いなく中国抜きでアジアを、世界を語る事は出来なくなると思いました。
さらにずっと希望していた東北でのボランティア活動に参加することができ、1年5ヶ月以上がたった今でも何も前に進んでいない現状や、それでもそこで明日を考えていこうとする地元の人々のたくましさに胸打たれました。
そして最後に自分が今まで一番お世話になった街、心の故郷である尾道で、幼稚園のときの恩師の協力で留学報告会をする事が出来ました。
高齢の方から子供まで幅広い年齢層の方が熱心に耳を傾けてくださり、少しでも恩返しが出来た気がしました。
以上が長くなりましたが僕の長いようで短かった夏休みの一部始終です。
これからは大学受験などで忙しくなると思いますが、今回日本に帰って改めて多くの人が僕のブログを楽しみにしてくださっている事がわかったので、今後も精力的にアップしていきたいです。

2012年6月30日土曜日

AS Levelが終了しました。

無事にAS levelを終了し、夏期休暇に入りました。
今まで応援してくださった方ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。
来週には日本へ一時帰国する予定ですが、その前にカーディフのウェールズ議会訪問やケンブリッジのオープンデイなどやる事がたくさんあるので、気を抜かずにがんばろうと思います。

2012年6月21日木曜日

イギリスの大学進学について

イギリスの高校生は割と速い段階から大学入試について考え始めなくてはいけません。
なぜならイギリスの高校にあたる教育課程は実質2年間しかなく、オックスブリッジなどの名門校に出願する場合、1年生のうちからパーソナルステートメント(志望理由書)などを書き始めるからです。
さてそれは僕も例外ではなく、(特にケンブリッジを希望しているので)いろいろと先生と個人面談をしたり、進学担当教官にアドバイスをもらったりし始めました。
いろいろ成績の事や実際の試験の合格の可能性などについて話し合ったのですが、先生方は「今まで留学生が難関大学を目指した前例がないが、君は成績がいいから可能性は大いにある」と言って、応援してくださる事になりました。
イギリスの入試は一年目の成績を最初に提出してそれがベースになるのですが、先生たちがそこで所見と予想される最終成績を書いてくださいます。それによって大学は有望な生徒を選び、オファーを出します。僕の政治学の先生は、「君は伸びしろがまだまだあるから、心配する事はない。所見ではそこを強調するから、今回の成績が思い通りでなくでも大丈夫だ」と励ましてくれました。
来週にはオックスブリッジを志望する生徒を対象とした説明会もあり、いよいよ入試モードに入らなくてはいけない時期が近づいてきています。

2012年6月15日金曜日

Faculty Endeavour Award 2012

今日はビッグニュースがあります。
なんと一年間で最も顕著な進歩を遂げ、優秀な成績を残した生徒に送られる賞にノミネートされたのです。家に手紙が送られてきたときは何の事かわからなくてびっくりしたのですが、学校で先生に聞いてみると、どうやら政治学の分野で一人しか選ばれない受賞者にぼくが指名された事がわかりました。
自分で言うのもなんですが、これは本当に快挙です。なぜならそもそもA levelに在籍している留学生はわずかで、その中でもほかのイギリス人の優秀な生徒と並んで賞をもらうというのは前代未聞だからです。今思い返せば、イギリスに来て最初に書いたエッセイには最低評価の「U」すらつかず、どうなるかと不安になった事もありました。しかし僕は自分の力が足りないとわかると発奮するタイプなので、負けてたまるかという気持ちでこの1年間がんばりました。その結果今ではAがとれるようり、自分でも驚いています。
7月には授賞式があり、トロフィーと祝辞が送られるそうですが、ちょうどその日がケンブリッジのオープンデイなので残念ながら行く事が出来ません。
でも僕を応援してくださっているすべての人とともにこの喜びを分かち合いたいです。

2012年6月13日水曜日

久しぶりのカレッジ

さて長いハーフタームブレークも終わり、カレッジが再開しました。
いまはもうA2に向けての準備期間みたいな感じで普通の授業ではなく、予習やKey Skillの履修を中心に勉強しています。
夏休みが終わるとほとんどの生徒は大学への出願準備を始める事となるので、夏はとても重要な時期です。例えば8月中盤にASの総合成績が出てそれが出願のときの基本成績になります。(恐ろしや恐ろしや)そして何より重要なのが大学のオープンデイです。というのはケンブリッジなどのカレッジ制度を採用している大学では、出願時にどこのカレッジに入りたいのか選ばなくてはならず、夏に見学するチャンスを逃すと実際のカレッジの様子が分からないまま出願する事になってしますからです。
なのでもし将来ケンブリッジやオックスフォードに留学したい人はぜひ直接自分の足でお気に入りのカレッジを訪問してみてください。
勉強がだんだん難しくなってきましたが(気のせいかな?)とにかく夏休みまでがんばろうと思います。

2012年6月10日日曜日

単純に見えても奥が深いイギリス英語

今日たまたま日本の高校で使っていた英単語帳をみていると、最後の方の難単語などは案外覚えていなくて驚きました。確かに日本の受験英語がカバーする語彙数は本当に覚えていれば、日常の英会話ではまず困らないレベルです。ではなぜ実際はそうはいかないのでしょうか。
英語にはたくさんのイディオムや伝統的、慣習的な言い回しがありそれらは多くの場合複数の単語からなります。それらは一見簡単な単語の集合体に見えるのですが、意味は知っていないと理解できない事の方が多いのです。では例を挙げてみましょう。
母がイギリスに行ったときに印象に残った表現として、"a whale of a time"という言い回しを教えてくれました。直訳すると「時間のクジラ?」何のこっちゃわかりませんね。でも本当は「すばらしく愉快な時間」という意味なのです。単語自体は中学1年生レベルですがこの言い回しはおそらく日本の学校では学ばないでしょう。
日本語が日々変化し毎年のように新語が創られるように、英語も生きた言語でありも字面通りではないのです。しかしそれらを全部覚えるのはとてつもなく大変な作業です。
つまり僕が言いたいのは、やはり一生勉強し続ける姿勢が大切だという事です。
では最後に問題を出します。答えは次回の投稿で発表です。
"He visits  once in a blue moon"
"You've got to the nettle if you want to succeed."

2012年6月8日金曜日

湖水地方に行ってきました

親友のアルバートと二人で休みの最後に湖水地方へ行ってきました。
湖水地方は皆さんご存知の通り、ピーターラビットの故郷であり、イギリスでも随一の風光明媚なところです。
今回は湖水地方の中でも特にウィンダミア、ケズウィック、ボウネスの三カ所を中心に回りました。まず一日目はケズウィックの街を散策した後、本格的な装備もないままキャッスリグ・ストーンサークルを目指してでこぼこ道を歩き続けました。
ストーンサークル自体はそこまで凄くなかったのですが、道中でいろんな人と出会って楽しかったです。歩き疲れた頃にちょうど移動式アイス屋さんがあって二人でアイスキャンディーを食べながら歩きました。











二日目はピーターラビットの生みの親であるビアトリクス・ポターが住んでいたヒルトップに向かいました。そこに行くにはフェリーを使わないといけないのですが、そのフェリーが凄く古くて驚きました。ヒルトップはのどかなところ、生活感が残るコテージが今も残っていました。そのあとはボウネスでビアトリクス・ポターの世界というアトラクションに行って、再現されたピーターラビットの世界観を楽しみました。









全体を通してほとんど雨だったのが残念ですが、今度行くときは一週間くらい余裕を持って楽しみたいと思います。皆さんもイギリスへ行くときはぜひ湖水地方を訪れてみてください。