2011年12月27日火曜日

続・クリスマスホリデー

では、前回予告したとおり、ロンドンでどんな事をしたのか書きたいと思います。
今回はナショナルギャラリーだけではなく、ポートレイトギャラリーにもいきました。
またピカデリーサーカス方面にあるジャパンセンターというところにも行き、日本人がたくさんいて驚きました。ちなみにその界隈にはロンドン三越や日本食のレストランなどがあります。
クリスマスと言えば、プレゼント。きれいなイルミネーションがあるとおりに面したところに子供たちの聖地、「ハームリーズ」があります。ここはおもちゃ専門店でクリスマスシーズンは大忙し。親子でにぎわっていました。さすがはイギリス。ハリーポッターの杖などもうっていました。
ロンドンは歴史を大切にする街ですが、その中でもリンカーンズイン周辺は歴史的に司法の中心だったところで、今でもかつらを売っている店や司法関係の書籍だけを扱っている書店などがあります。(前回の写真参照)その一角にあるSir John and Soan collectionは知る人ぞ知るスポットで、まるでからくり屋敷のように所狭しと、ギリシャ・ローマの芸術品や様々な絵画が並んでいました。ちなみにこのミュージアムは英国最古らしいです。
映画「マイフェアレディ」の舞台となったコヴェントガーデンも大変すばらしいところでした。そこにはニールズヤードという少し怪しい場所があり占星術やタロットなどの神秘主義のグッズを扱ったお店がありました。正直なところ僕は結構好きだったけど、何もかもが高かったので、日本のおみくじの方がましだと思いました。
そうそう、あとあこがれのLSEにもいきました。(写真参照)
恐竜の写真は皆さんご存知の自然史博物館です。あれほどの所蔵品がただで見れるというのはやはり驚きですね。
そして何より今回気に入ったのが、イーストバンク・グリニッチ地区です。昔ながらの下町の雰囲気と新興高層ビルのモダンな感じが混ぜっていて、とてもすてきでした。
そこにいくまでのDRL鉄道は無人で動いていて、正面に乗れるので景色がすばらしかったです。グリニッチはもちろん皆が知っている本初子午線の場所です。東経と西経の両方にまたがれた瞬間はやっぱりうれしかったです。
こんな感じで今回の僕のロンドン訪問は終わりました。









お忙しい中、ぼくをいろんな場所に連れて行ってくださり、お世話になったK家の皆さん、本当にありがとうございました。

2011年12月23日金曜日

ロンドンでのクリスマスホリデー















内容は後から詳しく説明するので取りあえず写真をアップしたいと思います

2011年12月17日土曜日

クリスマスの発見

ようやく最後の模試がおわり、クリスマスホリデーを迎えました。
そして今日は留学生のためのクリスマスパーティがあり、自分は"First Noel""Air on G tring""Ave Maria"の三曲をヴァイオリンで弾きました。
ところでクリスマス前の授業ではどのクラスでもクリスマスクイズなるものがありました。
それはクリスマスにまつわるイギリスの伝統や歴史の話のクイズで「イギリスで最初にクリスマスツリーを取り入れたのは誰か」「ディケンズのクリスマスキャロルに出てくる幽霊の名前は」など、イギリス人ならではの質問ばかりで自分は正直ついていけませんでした。
でも12日の贈り物の合計はという問題は数学だったので,ガウスのn(n+1)/2の公式を使って一番に答えれました。
今はイギリスのクリスマスも宗教的なイベントというよりは、娯楽的なものになってる気がしますが、やっぱりみんなクリスマスは大切みたいです。

2011年11月30日水曜日

Sociologyの先生にいただいた励ましの言葉

僕はどの先生とも仲がいいのですが、今日社会学のAnn Mary先生にとてもうれしい言葉をいただきました。中間評価のためのテストが返ってきて、42/60=B gradeだったので「先生、あと10%つまり6点でAでした!」というと、「私はあなたにAをとってもらいたいし、Aにふさわしいと思う」と励ましてくれました。その理由は僕が受動的ではなく、本当に社会とは何かをとらえようと能動的に学習しているのが課題などからわかるからだそうです。
確かに僕は今イギリスと日本という異質な文化と社会を比較し、自分なりに分析しています。
でもそれが先生に伝わっていたとは思っていなかったのでとても勇気が出ました。
社会を考えるにあたって大切なのは私たちが社会を創っているのか、私たちが社会によって形作られているのかという議論です。なぜこれが大切かというとこれが市民のあり方に大きな影響を及ぼすからです。権力は社会という構造の中でしか通用しません。そしてそれは私たちがいて初めて成立するものです。
つまり、私たちが本当に痛みのない社会を創りたいと思ったら、私たちが能動的存在である限り、変革は可能だということだと僕は思っています。
能動的で賢い市民が今日本だけでなく世界で求められているのではないでしょうか?

2011年11月29日火曜日

数学100%でした。(75/75点)

今日この前受けた実際の試験を想定した校内テストが返ってきました。
今回のテストは1月に実施されるGCE A levelを想定したもので、時間は1時間半で大問が10題C1というUnitから出題されました。
結果はタイトルにもあるように満点で僕のクラスでは少なくとも一人だけでした。
最近僕は英語の方が数学に適した言語ではないのかと思っています。
なぜなら勉強している範囲は微分積分など日本の高校と変わらないにもかかわらず、日本にいたときよりも格段に理解が容易だと感じているからです。
英語は基本的に論理的で題意もつかみやすいので、数学が苦手だと感じる人は一度英語で勉強してみてはどうでしょうか?

2011年11月21日月曜日

Wrexham Table tennis league

この前の水曜日に地元の高校で行われている卓球のクラブを見に行きました。
試しにプレーしてみたら4勝してしまい、チームのキャプテンにまだまだ強くなれるから加入してくれと言われ参加することになりました。今後はクリスマス前のトーナメントを目指して特訓だそうです。今回は借り物のホームセンターレベルのラケットだったのでドライブがうまくかかりませんでしたが、早く正規のラケットを入手してチームの勝利に貢献したいです。


しかもチームのキャプテンはYale Collegeの先生です。(笑)

2011年11月9日水曜日

中間評価が出ました

ついにハーフタームの評価が各教科で出ました。
総合結果はA-でそれぞれPure Mathematics =A*, Sociology= A, Government & Politics=C+でした。
努力度指数もでるのですがいずれも最高評価でした。
あともう一つよかったのはSociologyのMockでクラストップをとったことです。
40/60で一見大したことがないように見えますが、B評価で最高得点でした。
ネイティブでも題意を読み取れていない問題でトップをとったことは自分にとって大きな前進となりました。

2011年11月7日月曜日

日本の文化についてのプレゼンをしました

社会学の授業でCulture and Identityという章のまとめとして日本の文化を社会学的な側面から分析して解説する機会をいただきました。
今回の発表を通して自分自身もイギリスという異なる価値観から自分のアイデンティティを再発見できたのは大きな収穫だったと思います。
最初はわかってもらえるか確信がなかったのですが侘び寂びの概念についての説明で、皆が理解をしてくれたと思いました。
僕は侘び寂びを”Exquisiteness which can not expressed by human words”と解釈したのですが同級生が桜の儚さのようなものかと尋ねてくれたので、伝わったと確信しました。
ほかにもいろんな価値観を解説したのですが、やはり自分の言葉で語るのが最も相手に伝わるのだと言うことを実感しました。
今僕が思うのは、日本で積み重ねてきたプレゼン能力は絶対に大きな価値があるということです。
日本で習得した経験や能力を生かしてこそ自分のとって意義のある留学になるのだと気づいた今回の体験でした。




 

2011年11月5日土曜日

初めてAとりました

今まで気づかなかったんですけど、みんなCとかDとか場合によってはやり直しのこともあるんですね。そんな中で僕は政治学のレポート、「保守主義を説明せよ。」というショートエッセイで5/5満点を取りました。結果はもちろんA。
だんだん自信がついてきました。

2011年10月30日日曜日

Short trip to LONDON

三泊四日の日程でロンドンに行ってきました。
初日は去年国際会議であった香港から来たアレックスと一緒にウェストミンスター周辺を回り、ウェストミンスター寺院やビッグベン、テートモダンやミレニアムブリッジなどロンドン中心部に行きました。
二日目はちょっと足を伸ばしてオックスフォードを訪れました。
やはり学問の街というだけあって、学問に命をかけている真摯な雰囲気が漂っていました。
特にクライストチャーチは学問と宗教が一体化していて独特でした。
生憎の雨でしたがイギリス最古のアッシュモーリン博物館など見所沢山でした。
三日目は大英博物館やボンドストリートに行ってきました。
大英博物館は昔おずれた時より小さく感じましたが、日本の高校で学んだ世界史に出てきた遺跡や発掘物が目の前に広がっていて感動しました。(ロゼッタストーンやパルテノン神殿の彫刻群、アッシリアの碑文など)
最終日にはナショナルギャラリーを訪れました。
古くはラファエロやボッティチェリ、フランドル画派に移ってフェルメールやルーベンス、レンブラント、スペインではベラスケス、印象派ではモネやゴッホ、ルノワールなど世界の名作が一堂に会していて、大英帝国の栄光の歴史を感じました。
そんな訳で短い日程でたくさんのことを経験できた今回の旅でした。



















次回はもっと深くロンドンを知るためにマイナーなところも訪れたいと思います。

2011年10月21日金曜日

ついにきた!イギリスでのDaniel認定

昨日タイからきた学生たちによるTHAI NIGHTの催しがあったのですがそこで少しうれしい?ことがありました。突然タイの女の子たちが集まってきたので何事かと思うと、“You look like Harry Pottery!”というのです。ついにイギリスでも認定されました。(笑)
ところでイギリスの人は他人をほめるときに「誰々に似ている」とは言いません。
なぜなら彼らにとってほめるという行為はその人のオリジナリティを褒めることで、誰かに似ているということはそれを否定することになってしまうからです。
という訳で今まで僕の同級生はそれについて言及しませんでしたが、渋々頷いていました。

2011年10月10日月曜日

イギリスで考えた日本の教育の課題

さて今日は僕が感じたイギリスと日本の教育の決定的な違いと、海外名門を目指すための方法を書きたいと思います。
まず、僕がカレッジの教育を受けて最初に思ったのは「どこでこんなに差がついてしまったんだろう。」ということでした。授業は先生と生徒の議論が中心で知識を鵜呑みにするよりその知識から自分が感じたこと、考えたことを表現することが求められます。そのプロセスにおいて、どの生徒も物怖じすることなく自分の意見を表明するので大変驚きました。
僕は日本にいたときから、「わかりません。」という返事が嫌いでした。イギリスの学生なら「〜という説明がわからないので自分の意見を表明することができない。もう一度説明してください。」といいます。
日本の教育では、一貫して説明に対して単語、用語、法則を答えることが求められますが、イギリスではその逆で、自分でそれらを定義、解釈、説明することが求められます。この手法は決して簡単ではありません。先生方は採点の際も丁寧に生徒の書いた文章を読んでいかなくては行けません。それでも彼らがそれを続けるのは、それが人材を育成する方法だと信じているからだと思います。
高等教育以上のレベルで日本が国際競争力に欠けるのは、アウトプット能力が欠乏しているからではないでしょうか。
日本でいう優秀な生徒とはとにかくインプット能力に長けているだけで、形式に答えることしかできていないと思います。
与えられたものこなすのは結局既成のもので、世界を変えたリーダーたちがなぜ米英の名門を卒業しているかというと、その既成概念を飛び越える、つまり新たに創造する能力を持っているからだと思います。
よく日本では「欧米の名門は入るのが簡単だが、卒業するのが難しい。」といいますが、それは違うと思います。
なぜなら答えを自分で探し創らなくてはならないからです。
たとえ現役東大生が全部問題を日本語にして試験を解いたとしても合格できないと思います。それが現状です。
日本の未来はまさに高等教育にかかっています。
これからもこの問題についてはしっかり考えていきたいと思います。

2011年10月3日月曜日

National Trust





Finally I found heritage of national trust.
I haven't seen whole landscape as it was so vast that I couldn't  walk around.
Anyway I'm supposed to visit there again.